Windowsノートパソコンも最近、スタイリッシュなのが増えてきたね。
性能だけでなく、ライフスタイルに合わせた選択肢が広がっているのは良いことだね。
今気になっているのは、薄くて軽いタイプだけど、どういうのがいいんだろう。
では、薄型WindowsノートPCの選び方とおすすめを紹介していきますね。
今回は、薄型縛りで見ていきたいと思います。
薄型Windowsパソコンの選び方
選ぶポイントは、簡潔に言うと、以下の2つです。
- 使う人が何を重視しているか
- 予算
では早速それらのポイントを見ていきましょう。
何を重視しているか
すごく大雑把に分類すると何を重視するかは、以下のポイントに分けられます。
- 画面の大きさ
- 処理速度の速さ
- 軽さ、コンパクトさ
- デザイン
- 薄さ
ただし、これらをすべて満たすことはできないので、割り切りが必要です。たとえば、大きな画面が必要なのに、コンパクトさは両立しなかったり、大きな画面はどうしても重くなります。
これらを決める際にポイントとなるのが、使う場所を具体的に想定することです。
自宅と、会社、あとカフェでも、あ、そうそう、公園でも使いたいし・・・。新幹線の中でも!
ちょっと待って。
それでは漫然としていて広がりすぎかな。使う時間のうち、合計で8割くらいを占める場所を決めるといいですよ。
8割も公園では使わないよね。
そうだね。自宅がメインでたまに職場に持っていくかな。移動中に使うのは月に1回あるかないかくらいで、セキュリティの問題もあるし、緊急の用件の際にどうしても使うときくらいかな。
そうそう。それなら絞り込みがしやすいね。
移動量と使用目的(作業内容)から考える
情報収集の第一歩は、パソコンのタイプを、下記の表のように、移動量と使用目的(作業内容)から仮定してしまうのがお勧めです。
もちろん、好みや例外はあるので、まずは情報収集の入り口として考えてください。
↓パソコンでの主な作業内容 | 移動量多い | 移動量少ない |
---|---|---|
クリエイティブ作業・細かな事務書類作成 | 中型画面薄型 (1) | 大画面性能重視型 (2) |
メール確認・Webブラウザ作業中心 | 小型画面薄型 (3) | 大~中型画面薄型 (4) |
具体的にどのくらいを「重い」と言うか
重量 | 持ち運びの心構え | 主な画面サイズ | 使用目的別タイプ |
---|---|---|---|
1kg未満 | 軽々、片手でも持てる。どこでも持っていけそう。 | 10インチ~12インチ | (1) 中型画面・薄型 (3) 小型画面・薄型 |
1kg~1.4kg | 両手で持つには軽い。 | 12~14インチ | (1) 中型画面・薄型 |
1.4kg~1.7kg | やや重めだけど、持ち運べなくはない。パソコン用の別持ちカバンがあるといいね。 | 15.6インチ | (2) 大画面・性能重視型 (4) 大~中型画面・薄型 |
1.7kg以上 | 持ち運ぶのは、たまににしておきたい。この重量感のパソコンは、アダプターも重いことが多いので、より一層重くなる。 | 15.6~17インチ | (2) 大画面性能重視型 |
デザインで選ぶ薄型ノートパソコン おすすめ
Microsoft Surface Laptop 5
Surface Laptop 5は、薄さとシャープなデザイン、高解像度を両立したノートパソコンです。
クリエイティブ作業からオフィスワークまで一通りこなせる性能がありながら、徹底したデザインのこだわりが随所にあり、プロダクトとしての仕上がりが上質です。
大学生の人気機種なのだとか。持っていて格好がいいというのも人気のポイントでしょう。
HP Pavilion Aero 13
薄さ、軽さ、性能をすべて満たし、外装もスタイリッシュで、どこにでも持ち運びできます。
重量は957gと1kg切り、PCバッグ以外の通常のカバンにも収まります。
画面は13インチと15.6インチの大画面タイプに比べると小さいのですが、その分を機動性でカバーし、さっと使いさっと持ち運べるのが強みです。
HPはこのPavillionシリーズやENVY(ノート)など多彩なノートパソコンから、ヘビーな処理まで行うグラフィックワークステーションノートまでラインナップが豊富です。
移動量が多い方にお勧めの機種です。
富士通 LIFEBOOK WU
富士通のLIFEBOOKシリーズは、世界最軽量をうたう634gからの超軽量パソコンのラインナップが豊富なのが強みです。
紙のノートを持っているような軽さなので、持つことへのストレスが軽減でき、自然なデジタル生活が実現できます。
最軽量機は、メモリが8GB、SSDが256GBと限定的ですが、Webアプリやクラウドの活用などで、その制約は軽減できるでしょう。
この軽さでもFull HDの表解像度があるのが驚きです。
オプションをいろいろ追加しても1kg以内に収まることでしょう。
軽さが何より大事という方にはお勧めです。
Lenovo ThinkPad X1 Nano
LenovoのIdeaPadです。あえてこの機種をお勧めとするのは、Lenovoの特徴的な赤ポチ(トラックポイント)が搭載されているからです。
そのうえ、画面解像度は2K(2160×1350)と、小さいながらも高精細な表示が可能で、910gと軽量です。
この赤ポチは長い愛好者も多く、マウスやタッチパッドにはない、カーソル操作性をもたらします。画面から目を離すことなく、マウスカーソル操作が可能になるので、作業性が向上します。
ただし、人によっては数週間で赤いトラックポイントが摩耗してくるので、交換が必要にはなります。マウスを操作する場所が必要が無いので、作業の省スペースにも貢献する、独自の特徴を持つ機種です。
Microsoft Surface Laptop Go 2
名前がややこしいですが、Surfaceの中でも特に機動性を重視した小型タイプです。
Surface Goシリーズは、タブレットPCですが、この「Laptop Go 2」はキーボード一体型のノートPCです。
小型PCでありながら、キーボードがヒンジタイプで、ディスプレイが自立するのがポイントが高いです。
そのため、不安定な膝の上やでも使え、カバンからさっと取り出してすぐ使い始められる手軽さがいいですね。
ただ、サイズ的に、タブレットPCと競合するので、タブレットでは物足りなく、常設のキーボードがついてほしい、そしてWindowsでOfficeを使いたいといった、用途の割り切りが必要な機種かもしれません。
まとめ
小型軽量パソコンでも様々なラインナップがあるものだね。
薄くてデザイン性もいいなら、使っていて気持ちがいいよね。
それが結果として、良い作品や資料を作ることにつながるんじゃないかな。
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