ノートパソコンでグラフィック制作やWeb制作していると、画面が狭いんだよね。
特に同時にオンラインミーティングやメールチェックなどをすると、ウィンドウがたくさんになってもう訳が分かんなくなるよね。
そうそう、オンラインミーティングで画面共有するにも、ウィンドウが陰に隠れてわかんなくなるし、みんな待っていて焦るしで、1画面での作業は限界を感じるなあ。
そんな時には、モバイルモニターの活用がいいかもしれません。
画面が増えることで、作業性がダントツに上がるので、費用対効果は高いですね。
では、モバイルモニターの選び方のポイントを見ていきましょう。
モバイルモニターとは
一般的には「モバイルモニター」と呼ばれ、持ち運びするイメージがありますが、据え置き型として使っても問題なく、むしろその使い方のほうが多いのではないかと思います。
パソコンのHDMI出力端子から映像を出力し、パソコン画面を増やす目的で使いますが、お客さんと対面で話す場合に、同じ画面を2人で見ながら話すなどの使い方もできます。
モバイルモニター選択のポイント
モバイルモニタのスペックの着目点は以下の通りです。
- 画面サイズ
- 解像度
画面サイズ(大きさ)
インチ数 | サイズ感 | 商品数 |
---|---|---|
10インチ以下 | 超小型の部類。用途を選ぶ。 | |
11インチ | 軽量薄型モバイルノートパソコンと同等 | |
12インチ | 軽量薄型モバイルノートパソコンと同等 | |
13.3インチ | 軽量薄型モバイルノートパソコンと同等 | ラインナップ豊富 |
14インチ | 大きめのノートパソコンと同等。A4サイズ程度 | |
15.6インチ | 大きめのノートパソコンと同等。A4サイズ程度 | ラインナップ豊富 |
17インチ以上 | 重量級ノートパソコンと同等 | |
解像度(画素数)
解像度は、時代の変遷とともに様々ありますが、現在主流なのは、FullHDで、近年、2Kや4K解像度も増えてきましたが、15.6インチの画面で細かすぎる解像度があっても目がその解像度に追いつかないこともあり、2K以上にするかは、要検討です。
解像度(画素数) | 呼び名 | 商品数 |
---|---|---|
1024×768 | WXGA | |
1280 × 720 | HD | |
1280 × 1024 | SXGA | |
1280 × 800 | WXGA | |
1366 x 768 | FWXGA | |
1920 x 1080 | FullHD、FHD、(2Kと呼ぶ場合もある) | 豊富 |
1920 x 1200 | WUXGA | |
2560 x 1440 | 2K(一般には2Kと言うとこの解像度) | 豊富 |
3840 x 2160 | 4K | 豊富 |
なお、2Kや4Kはパソコン側での映像出力の対応が必要です。高性能なグラフィックボードを搭載していれば4K出力を何個ものモニタに行えるのですが、廉価型のパソコンだと、FullHD出力だけのものもあるかもしれません。
パソコンとの接続方法は?
一般的には、HDMIケーブルで接続しますが、USB-Cケーブルで接続することもできます。
それぞれのメリット、デメリットを記します。
そのほかのチェックポイント
VESAマウント対応
付属品
接続ケーブル(USB-C、HDMI)、カバーケース、USB電源アダプター付属だと、見落としがちな出費も抑えられます。これらをすべて別途購入すると結構な出費になります。
選び方
持ち運び重視か、解像度重視かで選ぶのが良いでしょう。
持ち運び重視の方
13.3インチ以下で、解像度はFullHD
解像度重視の方
15.6インチで、解像度はFullHDか2K
おすすめモバイルモニタ
残念ながら、国産メーカーはモバイルモニターをほとんど発売していません。そのため、中国メーカーのモニターから選ぶのが現実的な選択肢です。バラエティに富んでいて、希望するモニターを選ぶことができます。
16インチ、2K解像度、シンプルデザインで安価
同シリーズの4K解像度
同シリーズのFullHD解像度。
狭額縁、シンプルデザイン、2K解像度
携帯性と大画面の中間ならこれ
14インチ、FullHD解像度
持ち運び重視ならこれ
10.5インチ、FullHD、重量900gと、持ち運び性が高い製品です。
まとめ
モバイルモニターと一口に言っても、とてもたくさんの種類があることがわかったよ。
例えばオフィスと自宅の2拠点仕事が多いとか、客先で画面を見せることが多いとか、大画面で作業性を上げたいとか、人それぞれの用途によって選択肢が違うのでじっくり比べてみてね。
モバイルモニターというより、据え置き型小型モニターと位置付けたほうがよさそう。
たしかにね。
生産性が高まるとても良いデバイスなので、パソコン側の性能が許せば、2台、3台のモニターがあっても良いかもしれません。
そうなると、モニターアームも必要になってきますね。
どんどん買い増ししていけるからとりあえず1台から始めてみよう。
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