今回は、たくさん種類があるモニターアームについて見ていきましょう。
モニターアーム活用の利点
モニターアームを使用するメリットとしては主に以下の点があります。
- 机の上が広々
- 配線がすっきり
それらによって、パソコン使用時の作業性が上がるのでとても費用対効果の高いアイテムです。
また、複数のモニターを使用する場合は、よりその効果は高まります。
モニターアームのタイプ
アームの配置種別
- 自在アーム型
- 垂直型
- 水平型
アームの支え方
- ガス式
- メカ(機械)式
機械式の方が価格は安いですが、モニターを動かす際に、大きな力が必要になるのでガス式をおすすめします。結構大きな力が必要なので、微妙な位置に配置できなかったり、動かす際にモニター自体に力をかける事になるので、ガス式の方がストレスは少なくなります。
モニターアーム セレクト14
垂直ポール+水平アーム型のシングルタイプです。
垂直デュアルです。
水平デュアル式です。
自在アーム式デュアルです。アーム感が強調されるところは好みが分かれそうです。
シングル自在アームタイプ、メカ式です。
シングル自在アーム、ガス圧式です。
垂直ポールにデュアルアーム式なので、高さの変化を付けて配置できます。
シングルアームで垂直ポールから横に張り出す形で配置できます。
ポールの高さが780mmあるので、既存のスタンド式モニターの上に別途モニターを配置したい場合や、現場などで立って使う場合などに適しています。
白アームが合う環境であればこちらもおすすめ。
低価格帯なので、まずはデュアルをお試しで使ってみたい方におすすめ。
多関節で、モニタをスイングする移動距離の大きな環境に向いています。
こちらは耐荷重的に比較的小型モニター用ですね。
6画面用もありますよ
デスクへのアームの止め方
- クランプ式(デスクを万力のように挟み込んで止めるタイプ)
- グロメット式(机に穴を開けて(または専用穴を使って)ねじ込むタイプ)
たいていの場合はクランプ式にはなりますが、条件が許せばグロメット式の方が安定するでしょう。
アームとモニターの止め方
VESAマウント75mmまたは100mmの規格に、アームとモニターの両方が対応している必要があります。より大型のモニターですと200mmの規格だったりしますので、事前に確認が必要です。大型のモニターは耐荷重の点でアームが支えきれないので、27インチを超えるモニターを使う場合は、アームの耐荷重をチェックしてください。
クランプ式とグロメット式の両方の取り付け金具がセットになっている製品もあります。
また、お使いのモニターに専用のスタンドがついている場合、VESA規格の4つ穴が空いていない場合があります。その場合は、アームに取り付けができません。
ディスプレイケーブルをお忘れ無く
モニターアームを付けると、モニターの可動域が大きくなります。また、アームに沿わせて配線するので、長めのディスプレーケーブルが必要になります。
併せて購入すると良いでしょう。
HDMIケーブル(ハイスピードタイプ)
将来的なことも考えて、ハイスピードタイプにしておくのが良いです。将来、2Kや4Kモニターにした場合に、ケーブルだけでは見分けがつかないので、あれ、高解像度で映らないというトラブルの原因になります。
ディスプレイポート対応ケーブル
ディスプレイポート→HDMIケーブル
ディスプレーポート→HDMIへの片方向なので注意してください。
ディスプレイポート→HDMI変換コネクタ
すでにHDMIケーブルがあって、それを有効利用したい場合は、変換コネクタを使うのが良いでしょう。ただし、これも変換コネクタとケーブルの全てが4K以上のハイスピードに対応していないと、将来的に2K以上の解像度を出力することができないので、注意してください。
また、これもディスプレーポート→HDMIへの片方向なので注意してください。
こちらはストレートタイプの変換コネクタなので、差込場所に物理的な余裕がある場合に向いています。
おわりに
よし、作業効率アップのために、モニターアームをうまく選んでみよう。
モバイルモニターをアームに取り付けて、机に常設しても便利です。
その場合、最小対応サイズもチェックしてくださいね。
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